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「がんになった親が子どもにしてあげられること」

最終更新: 2019年4月2日


大沢かおり先生著/ポプラ社

待ち望んだ、大沢かおり先生の御本。 このような本を、5年前に読みたかった…

と思いました。

親ががんである、思春期にさしかかった子供たちの心の様子を、実態に即してここまで説明してくださっている本は初めてだと思います。

いよいよ浜松市でも子どものグリーフを支える団体が発足しました。 (2018年2月9日静岡新聞夕刊掲載記事)

親と死別後の子どものグリーフケアについては、残された親の状況や、家庭環境、当事者である子ども自身の年齢や性格によって、必ずしも積極的に受け入れられる家庭や子どもばかりではないと考えています。 特に思春期にさしかかる時期に親と死別した子どもについては、サポートプログラム自体に参加を拒んだり、様々な反応があらわれ、また、残された親の心身的な状況も影響してくるのではと思います。

がんを抱える方の4人に1人はお父さん、お母さんといわれています。 またその中でも、死別によって親と別れなくてはならなかった子どもを抱える家庭は、離婚家庭とはまた異なる状況下にあります。

こういった昨今の状況を鑑みると、当事者であるがんを抱える親や家族だけでなく、子どもに関わるひとつの社会グループに、たった一人でもこの本を読んだ方がいるといないとでは、全く違うと思います。

子どもたちが1日の大半を過ごす学校。

人間形成の場であり、また、人間関係を構築している小・中学校の先生方はもちろんのこと、教育関係者の方々や、学習塾の先生や、子どもに関わる立場の方々にも、手に取っていただけたら、と思います。子どもがこころを寄せることのできる大人は、親や、家族や、先生だけではなく、いろんな大人にあたたかく見守られたら、素晴らしいと思います。